「生徒のみなさんへ」記事一覧- お知らせ -

小児における新型コロナウイルス感染症

2021年09月10日生徒のみなさんへ

小児における新型コロナウイルス感染症は比較的軽症で、多くの場合は治療を必要としないものが多いと言われています。

これって本当?と不安に思っている保護者の方も多いと思います。小児おける感染者の報告を解析した結果が、2021年9月6日づけで発表されています。

国内の新型コロナウイルス感染症のレジストリを利用して、2020年1月から2021年2月までの間に登録された18歳未満の小児新型コロナウイルス感染症入院例1,038人を対象に分析を行っています。

報告によると、無症状の患者は約30%、症状のあった患者のうち、酸素投与を必要としたものは15人、死亡例は0人と、多くの小児が特別な医療行為を必要としない軽症であることが報告されています。

※デルタ株が日本にまだ存在しない時期での研究報告のため、小児におけるデルタ株の影響は評価できていません。

https://www.ncchd.go.jp/press/2021/210910.htmlより引用

小児における重症化は大人と違い、肺炎の悪化によるものではなく、「小児多系統炎症性症候群」と呼ばれるもので、発熱などの症状以外に、下痢、発疹などがみられ、心臓の働きが悪くなることが特徴です。

新型コロナウイルスに感染した直後ではなく、回復期(2-6週間後)に、小学生以上のお子様にこのような重症化例が見られることが報告されています。

国内でも海外と同様に、少数ではありますが、このような重症化した小児がいることが報告されており、こどもの感染についても注意を払っていく必要があります。現在のところ、こうした重症化の小児患者数は少なく、いずれも治療によって回復していますが、医療の現場がひっ迫してきている今、同じような治療が受けられるか、不安はあると思います。

もしもお子様が感染し微熱などの症状が出た場合は、数週間、下痢や発熱、発疹、ぐったりするなどの症状に特に注意をはらってください。

過度な心配は不要ですが、子どもへの感染を防ぐために、これまで通りの基本的な感染対策が重要です。

子どもへの感染のほとんどが同居している成人(保護者)からの感染です。そのため、保護者さまがかからないように行動することも重要です。

新型コロナウイルス感染症~こどもたちを支えるために~

2021年09月06日生徒のみなさんへ

連日、新型コロナウイルス感染症のことですが・・。
佐久医師会より発行されたリーフレットがとても分かりやすく子どもたちのために私たち大人ができることをまとめているので、共有させて頂きます。

症状は、大人より軽症で、無症状のことが多いとされています。
かかっても一般的な風邪症状とほぼ同じですが、3歳未満のお子さまでは重症化例も報告がありますので、小さいご兄弟がいる場合は、注意が必要です。
また小児多系統炎症症候群による発熱以外の下痢、腹痛などの胃腸症状には注意が必要です。
こどもにワクチン接種もしても大丈夫かどうか、不安を感じている保護者さまも多いと思います。
新型コロナウイルスのワクチンは、今までにないワクチンです。
10~20年後に新たな有害事象が確認される可能性はゼロではありません。
新型コロナウイルスにかかった場合のリスクと、ワクチンよって守れる命について、保護者さまが情報を整理して判断することが求められます。
こどものために私たち保護者ができることはたくさんあります。
外遊びは、こどもの心身の発達にためにとても重要です。
感染症を怖がって、不用意に控える必要はありません。ただ、外から帰ったら、まずは手洗い!
学校、学習塾関係者がワクチンを接種することもこどもたちを守ることにつながります。

https://oshiete-dr.net/pdf/202109cov19childcare.pdf

教室での感染対策

2021年09月05日生徒のみなさんへ

新学期も始まり、子どもへの感染も報告が増えているため、不安を感じている保護者さまも多いことと思います。

教室では、これまでも定期的な換気、入室の際の消毒や、クラス間でのテーブルの消毒、パーティションなど、感染症対策を行ってきました。

しかし、英語の発音に重要な口の動きをみてほしいなどの理由により、先生のマスク着用が100%でないなど、保護者さまが不安を感じてしまうことがありました。大変、申し訳ありませんでした。

教室では新たな感染症対策として、カルテック社の光触媒による空気清浄機を導入しました。

https://www.kaltec.co.jp/photocatalytic/

医療用機器ではありませんので、個々のウイルスに対する効果を製品の宣伝に使うことはできませんが、日本大学医学部との共同研究により、一定空間内に浮遊する新型コロナウイルスを有意に減少させることが報告されています。
※あくまでも実験的な一定空間内における実験結果であり、実使用環境での効果を示すものではありません。

入口、入ってすぐのところに、自動感知の消毒と、空気清浄機が設置されています。
お子さまがこれらで遊ばないように、保護者さまからもお伝えください。

デルタ株って何?

2021年08月31日生徒のみなさんへ

新学期がいよいよ始まりました。
しかし新型コロナウイルス感染症(Covid19)はまだまだ治まらず、京都府を含めたいくつかの県は、緊急事態宣言下に置かれています。
小学校や中学校でも、陽性者が出始め、心配な保護者さまも多いと思います。

最近、ニュースでよく聞く、デルタ株ってなんでしょう?
デルタ株は、従来株と比べて、感染力が高く、また若者の重症化も増加しているというニュースをよく聞きます。
子どもへの影響はどれくらいあるのでしょうか・・?

デルタ株とは、インドで確認された新型コロナウイルスの新しい変異株です。
変異とは、ウイルスが人へ感染しやくなったり、より増えやすくするために、ウイルスタンパク質の一部を変えることです。
特に、このコロナウイルスは、もともと変異を起こしやすいことが知られています。また、より感染力が強いウイルスが広がりやすくなるのは、もっともなことです。

デルタ株は、イギリスで見つかったアルファ株や南アフリカで見つかったベータ株と比べて、感染力が高く、日本では60~80%程度、デルタ株に置き換わってきていると言われています。
デルタ株の他の特徴として、これまで重症化のリスクが65歳以上の高齢者だったのに対して、若者(20~30代)でも重症化する人が増えていること。
またワクチンの効果が80%程度になることなどがあります。
というのも、このウイルスは、もともと日本人の6割が持っていた免疫細胞の攻撃をすり抜けられるようになったからと言われています。
では、こどもへの影響はどうなのでしょうか?
日本全国で感染者が増加していることに伴って、こどもでの陽性者も増えています。
ただ小児のCovid19患者(ウイルスに感染して、症状のあったこども)の割合は、わずかな増加にとどまっているそうです。
現時点で、変異ウイルスが子どもに感染した場合も、従来ウイルスより重症化する可能性を示す証拠はなく、多くが無症状から軽症で経過していると小児科学会から報告されています。
子どもで新型コロナウイルスの感染が大人と比べて、なぜ低いのかは、まだよくわかっていません。一説によると、ウイルスが人に感染する時に必要なタンパク質(ACE2というタンパク質)が小児ではもともと低いためとも、言われています。

変異ウイルスに対する対策として、私たちができることは、これまでと変わりません。
基本的感染対策(3密回避、適度な換気、適切なマスクの着用、手洗い、咳エチケット、検温による体調管理など)の徹底が重要です。特に手洗い、手指消毒は有効です。


3回目の緊急事態宣言を受けて

2021年04月26日生徒のみなさんへ

新型コロナウイルス感染拡大を受けて、本日より連休明け11日を目途に、東京、大阪、兵庫、京都の4都府県を対象に3回目の緊急事態宣言の期間に入りました。

今回も小学校等の学童に対しては、休校という措置は取られません。

サンリバーイングリッシュ英会話教室は小さい教室です。また通って頂いてる生徒さまも毎回、同じメンバーであることから、今回も教室をお休みするという措置は取りません。

生徒様自身は、体調不良を感じた際には無理をせずにお休みしてください。当日のご連絡であっても、振替レッスンは無期限で実施致します。

また基本的に2~3人クラスが多いですが、人数が少し多い4人クラスでは、アクリル板を設置するなどの感染防止策を実施致します。

季節がよいので、窓を開けて、換気しながらレッスンを行います。

もちろんレッスンとレッスンの間には十分に換気を行い、アルコール消毒等も行います。

生徒様にはマスクの着用をお願い致します。

また入室の際にはアルコール消毒をお願い致します。

変異型ウイルスでは、これまで報告の少なかった20代若者の重症化率の増加と、人工呼吸器の離脱困難などが報告されています。明らかに昨年度、流行していたウイルスとは別のウイルスです。

子どもへの影響はあまり報告されていませんが、従来型と比べて、重症化しやすいということはないようです(日本小児科学会のHPより)

お子様の安全を確保するために十分な感染予防対策をしつつ、レッスンを継続していきたいと思います。

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