日本では、ハロウィンが終わったら、11月はクリスマス一色になります。
12月になると、師走、年賀状、大掃除に新年の準備と、クリスマス品はすでにセール品・・・

アメリカでは、11月はThanks giving holiday、感謝祭です。
(カナダでは、10月にお祝いします)
昔は宗教的な意味合いの強い行事でしたが、現代アメリカ人の意識の中では、たくさんの親族や友人が集まる大規模な食事会であり、大切な家族行事のひとつと位置づけられています。
伝統的な正餐のメインディッシュとなるのは、角切りにしたパンを用いた詰め物(「スタッフィング(stuffing)」または「ドレッシング(dressing)」と呼ばれる)をした大きな七面鳥の丸焼きです。
切り分けた七面鳥にグレービーソースとクランベリーソースを添えて食べます。
副菜には、マッシュポテトとグレービーソース、オレンジ色のサツマイモの料理、さやいんげんのキャセロールなどが一般的で、デザートには、アップルパイやパンプキンパイが食べることが多いです。

我が家でも七面鳥を食したことがありますが・・・ニワトリと比べると脂が少なく、ぱさぱさしています。また3人で食べるには、多すぎるので、最近では、チキンで代用しています。
パンプキンパイも私的には・・・あまり好きな味ではないので、今年から断固反対をしました。

最近、イオンが日本でも広めようとしている「Black Friday」は、実はアメリカ由来。
Thanks givingは11月第3木曜で祝日なのですが、次の日の金曜日が休暇になることが多く、感謝祭プレゼントの売れ残り一掃セールと年末商戦の幕開けを告げるイベントにもなっています。
ブラックフライデーには買い物客が殺到して小売店が繁盛することで知られ、特にアメリカの小売業界では1年で最も売り上げを見込める日とされています。多くのお店が黒字になることから、「黒字の金曜(Black Friday)」と呼ばれています。

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