先日、「こんな時、どういうの?」シリーズで、「Put」は色々な会話で使えることを説明しました。
実は、英会話を上達させるために、覚えておくとよい20の動詞があります。
これはプライベートな日常会話だけでなく、ビジネス会話でも使えるので、覚えて活用すると、簡単に英会話ができるようになるかもしれません!

たとえば、「消火する」「避難する」と言いたい時、「消火」や「避難」という単語を知らないと話すことができないのでしょうか?
簡単に「火を消す」「(そこから)出る」って言い方をしても言いたいことは伝わります。会話なので、堅苦しい単語を使うより、分かりやすい表現の方が自然だと思いませんか?
日本語でも日常の会話であまり使わない単語があるように、英語にも日常的にあまり使わない難しい(堅い)単語があり、それをビックワードといいます。
英会話上達の近道は、このビックワードをたくさん覚えることよりも、手持ちの基本的な単語で言い換えることを意識することかもしれません。
実際に、我が家も会話も驚くほど簡単な単語しか出てきません!(笑)
では、この言い換えに使える20の単語をご紹介しましょう。

①人が動く(get, go, come)

②人が何かを動かす、変化させる(put, have, take, give, turn, make, bring)

③人が何かを見たり、聞いたり、感じたりする(feel, think, hear)

④人が何かをやろうとする(keep, stay, try)

⑤人が他人と何かをする(talk, tell, speak, meet)

これらの動詞を使う時に、一緒に使うとより色々な表現ができるツールが、「it」やon, to, for, upなどの「前置詞」です。

例えば・・・「get」でどれだけのことが言えるのでしょうか。
※getのイメージは、「(やっとの思いで)成し遂げる、手に入れる」という感じ。

I got up at six. (6時に起きました)
I got ready for work. (仕事に行く支度をしました)
I got on the a train from XXX. (XXXから電車に乗りました)
I got off the train at XXX. (XXXで電車を降りました)
I finally got to the office. (やっと職場に着きました)
Let’s get down to business! (さぁ、仕事に取り掛かろう!)
I got a phone call from XXX. (XXXから電話がありました)
My boss got angry. (上司が怒りました)
I got a gift from my friend. (友達からプレゼントをもらいました)
I got it. (分かりました)

Get、一つで1日の行動がたいだい説明できちゃいます。

難しい単語を100個覚えるより、たった20個の動詞をうまく活用した方がより自然で、ネイティブに近い会話ができると思いませんか?